ミニマリスト推薦サービス

【ウーバーイーツと出前館】その特徴やメリット・デメリットを徹底比較!

こんにちは!

フードデリバリーが好きなダイヤ(@dialog0713)です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、フードデリバリーのサービスがかなり盛り上がっているようですね。

自粛期間中のおうち時間でお世話になったという方も多いのではないでしょうか?

今は続々とフードデリバリーへ参入する企業が増えているのですが、その中でも双璧を成すのがウーバーイーツと出前館です。

フードデリバリーと言えば、ウーバーイーツと出前館のどちらかの名前を挙げるという方も多いでしょう。

今回は、改めてこの二大巨頭とも言えるウーバーイーツと出前館を比較してみたいと思います。

ウーバーイーツと出前館それぞれの特徴

まずは、ウーバーイーツと出前館それぞれの特徴について見ていきましょう。

ウーバーイーツの特徴

ウーバーイーツはUber2014年に立ち上げたアメリカのオンラインフード注文・配達プラットフォームで、拠点が置かれているのはカリフォルニア州サンフランシスコです。

日本でのサービス開始は2016年で、ウーバーイーツが日本でサービスを開始するようになってからフードデリバリーの競争が激化したと言っても過言ではありません。

2019年の7月あたりからはテイクアウトにも対応するようになりました。

その勢いは増す一方です。

また、ウーバーイーツはフードデリバリーサービスではあるのですが、飲食店と配達員のマッチングをおこなうという側面もあります。

そのため、ウーバーイーツの配達員はウーバーイーツのスタッフではなく、あくまでも個人事業主になります。

配達員が個人事業主であるがゆえのトラブルも起こってはいるのですが、デリバリーやテイクアウトに回す人手が足りないという飲食店にとってはありがたい限りのサービスです。

出前館の特徴

出前館は日本の宅配ポータルサイトで、LINE株式会社の持分法適用会社である株式会社出前館が運営をおこなっています。

ちなみに、株式会社出前館はかつて「夢の街創造委員会株式会社」という名前でした。

国内最大級のフードデリバリーサービスで、フードデリバリーサービスの先駆けとなった存在でもあります。

もともとは自社で出前をおこなっている店舗のポータルサイトだったのですが、2017年からは配達機能を持たない店舗でも利用できるようになりました。

出前館と連携した配達機能を複数の加盟店でシェアすることにより出前が可能になるというシェアリングデリバリー®を開始し、そのサービスの幅が広がりました。

もともとの店舗で出前をおこなっている店舗はそのお店のデリバリースタッフが配達をおこないますが、それ以外では出前館スタッフとして出前館と契約を結んでいる人や配達パートナーの新聞販売店、地域密着の物流会社などが配達をおこなっています。

また、20197月からは出前館のオーダー管理アプリとPOSレジアプリ「Airレジ」との自動連携が開始し、複数税率への対応がひとつのレジでできるようにもなっています。

ちなみに、フードデリバリーではあるものの、花のデリバリーや水道・鍵のトラブルなどのサービスも含まれています。

ウーバーイーツと出前館それぞれのメリット

次は、ウーバーイーツと出前館それぞれのメリットについて見ていきましょう。

ウーバーイーツと出前館のメリットは、ユーザー側と加盟店側でも違ってきます。

ウーバーイーツのユーザー側のメリット

ウーバーイーツのユーザー側のメリットとして挙げられるのは、最低注文金額が1円からとなっている部分です。

その分、手数料はかかってしまうのですがほしいものだけを注文することができます。

必要ないものを無理に注文しなくともいいので、フードロスを防ぐことにもつながるでしょう。

また、エリアにもよるでしょうが、出前館よりも遠方の店舗を利用できる傾向にあります。

なかなか行けないような遠いお店でデリバリーをお願いすることもできるでしょう。

ウーバーイーツの加盟店側のメリット

ウーバーイーツの加盟店側のメリットとしては、初期費用がかからないという部分が挙げられます。

ローリスクで始めることができますし、基本的には解約金や違約金といったものもありません。

もちろん、手数料を支払うことにはなるのですが、大規模な店舗でなくともとりあえずデリバリーサービスを始めてみるといった形でウーバーイーツを利用することもできるのです。

また、ウーバーイーツでは店舗の状況に応じて注文をストップできるような機能も用意されています。

臨時休業のときはもちろん、さばけないほどの注文が来てしまったときや人手が足りないときでも安心です。

出前館のユーザー側のメリット

出前館のユーザー側のメリットとしては、フードデリバリー以外にも利用できるという部分が挙げられます。

フードデリバリーがメインではあるのですが、エリアによっては花の配達であったり水道や鍵のトラブルであったりとフード以外のサービスもお願いすることができるのです。

出前館の加盟店側のメリット

出前館の加盟店側のメリットとしては、まず配送の品質が高いといった部分が挙げられます。

ウーバーイーツのように個人事業主に丸投げという感じではなく、出前館は接客や配送に関する研修にも力を入れているようで配送品質が高い傾向にあります。

配送品質が高ければ、加盟店側の評判もよくなりやすいと言えるでしょう。

また、出前館ではデリバリー専用の容器を採用しています。

そのため、温かい料理は温かいまま届けられるようになっており、よりおいしい状態で味わってもらうことができるのです。

ウーバーイーツと出前館それぞれのデメリット

続いては、ウーバーイーツと出前館それぞれのデメリットについてです。

デメリットに関しても、やはりユーザー側と加盟店側で違いがあります。

ウーバーイーツのユーザー側のデメリット

ウーバーイーツのユーザー側のデメリットとしては、やはり配達員の質が挙げられます。

ウーバーイーツの配達員がつまみ食いをしていた、ウーバーイーツの配達員がゴミを敷地内に捨てていったなどいろいろなトラブルが報告されています。

ウーバーイーツの運営側で対応してくれないケースだと、ユーザー側がほぼ泣き寝入りになってしまうというのは大きなデメリットです。

ウーバーイーツの加盟店側のデメリット

ウーバーイーツの加盟店側のデメリットとしては、手数料が挙げられます。

ウーバーイーツでは初期費用がかからない分、加盟店側で結構な手数料を負担することになります。

あまり利益が見込めない場合には手数料が大きな負担になってしまうため、手数料のことを考えて価格設定をおこなっていく必要があります。

また、ウーバーイーツの配達員の質は加盟店側にとってもデメリットになります。

中身がこぼれていた、時間がかかりすぎて料理が冷めきっていたなどユーザー側からクレームが来ることもあるでしょう。

加盟店側に非がなくとも加盟店側が対応しなければいけないこともありますし、配達員の当たりハズレがそのまま店の評判につながってしまうリスクもあります。

出前館のユーザー側のデメリット

出前館のユーザー側のデメリットとしては、やはり最低注文金額が挙げられます。

これは店舗によって異なるのですが、「この店のこれだけがほしい」というときには出前館は不便です。

また、ウーバーイーツと比べるとエリアによっては選択肢が少ないこともあります。

出前館の加盟店側のデメリット

出前館の加盟店側のデメリットとしては、まず手数料が挙げられます。

ウーバーイーツよりもやや高い傾向にありますので、十分に吟味しておきましょう。

ただ、加盟店側の手数料などはキャンペーンを利用することでお得になることもありますので、キャンペーン情報のチェックをおすすめします。

また、出前館では加盟店によって最低注文金額を設定することができるのですが、この設定を高くしすぎてしまうとユーザーが離れていく可能性もあります。

ハードルを下げ過ぎてもいけませんし、上げ過ぎてもいけないので、加盟店側にとっては悩ましいところです。

ウーバーイーツと出前館をさらに比べてみました!

ウーバーイーツと出前館それぞれの特徴やメリット・デメリットについてお話してきましたが、さらに細かな点でも比較していきたいと思います。

加盟店数

加盟店数に関しては202012月の時点でウーバーイーツが3万店を超えており、出前館は5万店だと言われていました。

ただ、出前館は20213月に加盟店が6万店舗を突破したことを発表していますので、出前館のほうが加盟店の数では優勢のようです。

配達手数料

配達手数料に関してはウーバーイーツでは、お店からの距離やそのエリアにおける配達パートナーの数、お店の人気度などによって変動するシステムを採用しています。

天候が悪いときや注文が多くなる時間帯などになってくると、配達料が高くなることもあります。

出前館の配達手数料は店舗によって異なりますが、基本的にはそう変動はしません。

注文金額がいくら以上で安くなる、もしくは無料になるといったケースもあります。

ウーバーイーツも出前館も配達手数料は注文前に確認ができるようになっています。

お届け先や受け取り場所の柔軟性

ウーバーイーツも出前館も、自宅以外をお届け先にしたり、受け取り場所に設定したりすることは可能です。

今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で難しいですが、公園など外で飲み食いするのにも両社のデリバリーサービスは利用できます。

最低注文金額

先でもお話しましたように、ウーバーイーツは最低注文金額がありません。

一方で、出前館は店舗ごとに最低注文金額が設定されています。

出前館でも最低注文金額を1円からに設定している店舗があれば、そういった店舗は実質的には最低注文金額がないということになります。

対応時間

注文ができるかどうかという意味合いでの対応時間であれば、ウーバーイーツにおいても出前館においてもその店舗の営業時間によります。

臨時休業などの場合もありますので、注意しておきましょう。

サポート対応

ウーバーイーツも出前館も一応サポート対応はおこなっているのですが、正直なところ、当たりハズレがあります。

ウーバーイーツも出前館もサポート対応はチャットとメールのみです。

都合の悪い問い合わせだと無視をするようなこともありますので、あまり期待はしないほうがいいでしょう。

メニューの種類や配達時間、価格

メニューの種類や配達時間、価格といったものもウーバーイーツと出前館それぞれに加盟している店舗によります。

ただ、同じ店舗がウーバーイーツと出前館の両方に加盟していたとしても、メニューの種類や価格が異なることもあります。

加盟店側の手数料

加盟店側の手数料に関してですが、ウーバーイーツでは注文総額の35%が手数料となります。

この手数料の中にシステム手数料や配達手数料などが含まれている形になっており、売上金額から手数料分が差し引かれて、加盟店に振り込まれるという流れになります。

出前館はサービス利用料で商品代金(税抜)の10%、配達代行手数料として商品代金(税抜)の25%、決済行手数料として注文金額(税込)の~3%という形になっています。

ただ、出前館は初期費用2万円が0円になるキャンペーンなどもおこなっていますので、そういったキャンペーンを活用すればよりお得に出前館への出店が可能になります。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてのキャンペーンや手数料の変更などに関しては、出前館のほうが積極的かなという印象です。

まとめ

ウーバーイーツと出前館それぞれの特徴やメリット・デメリット、その他にも細かなところで比較してきましたが、現時点では一概にどちらがいいとは言えません。

ユーザー側として利用していくのか、それとも加盟店側として利用していくのかによっても見方は違ってくるでしょう。

どちらにしても、ウーバーイーツも出前館も今のフードデリバリー業界では圧倒的な存在感を放っています。

これからもフードデリバリーの需要は高まる一方でしょうから、それぞれの特性を活かしながらうまく使い分けていくというのもひとつなのかもしれませんね。