こんにちはダイヤ(@dialog0713)です。
古川武士さんの「漫画でわかる「続ける」習慣」を読みました。
この本では、気合や根性による精神的な方法ではなく、習慣化のコツや原則を元に習慣化を現実にする方法が書いてあります。
- 習慣の力で人生を変えたい。
- 習慣化に何度も失敗してきた。
- 三日坊主を克服したい。
という想いを抱えている方にオススメしたい一冊になっています。また、以下の2点のポイントもオススメできる点です。
- また、この本は俗に言う「漫画でわかる」シリーズなのです。このタイプの本の特徴としてイラストと文字で説明しているので、頭に入りやすい
- 読み物としても面白いので、手に取りやすい
▼「漫画でわかる」シリーズの魅力についてこちらで語っています !
https://dialog0713.com/2020/03/23/kindle-unlimited_comic_understand/
- 読める本は和書12万冊以上、洋書120万冊以上 !
- 雑誌や漫画はもちろんのこと、専門書やライトノベルや自己啓発本も読むことが可能 !
- Amazonで利用できるサービスの一つ
- キャンペーンでお得に読める !
この書籍は、月額980円で電子書籍が読み放題なサービスKindle nlimitedに含まれています。こちらは30日間無料体験可能なので、気になる人は一度試してみてください !
古川武士さんの「漫画でわかる「続ける」習慣」ってどんな本 ?
ざっくり内容を紹介すると、下記のようなことが書いてある本です !
- 習慣化に成功する為のテクニックが紹介されている。
- 習慣化をすることで得られるメリットが紹介されている。
- どうして習慣化が難しいかの説明がされている。
目次
著者の「古川武士さん」ってどんな人 ?
- 1977年生まれ 大阪府出身
- 関西大学卒業
- 関西大学卒業後、日立製作所などをへて2006年に独立
- 現在は 習慣化コンサルティング株式会社代表取締役。
- 3万人のビジネスパーソンの育成と500名の個人コンサルティングの現場から「習慣化」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立
また、古川武士さんは20冊もの書籍を出版されており、その全てが「習慣に関係する物です」。
以上の経歴や実績から分かるように日本でもトップクラスの「習慣化」のスペシャリストと言えるでしょう !
「漫画でわかる「続ける」習慣」の目次は ?
「漫画でわかる「続ける」習慣」の目次は 下記の通りです。
はじめに
第1章
続かないのは性格のせい ?
1 – 1 続ける力が人生を変える !
1 – 2 ハミガキのように当たり前に続く状態を目指す。
第2章
習慣化するためのプロセスとは ?
2 – 1 よい習慣を「いつも通り」と認識させつコツ
2 – 2 習慣化までの期間は習慣のレベルによって違う !
第3章
三日坊主を防ぐ習慣化の3原則
3 – 1 習慣引力を乗り越えて習慣化の宇宙へ !
3 – 2 「習慣化3原則」で、もういつもの挫折パターンにはならない !
第4章
4 – 1 反抗期はベビーステップでとにかく続ける !
4 – 2 「なんとなく」をやめて記録する !
第5章
仕組み作りで ”不安定期” を乗り越える !
5 – 1 小さな習慣も大きな成果に結び付けられる !
5 – 2 規則正しくパターン化して「いつもの状態」を作る
第6章
例外ルールと継続スイッチ
6 – 1 サボる日を作らないための「例外ルール」
6 – 2 習慣化が上手な人が知っている継続のツボ
第7章
“倦怠期”に襲ってくるマンネリ化を解消する !
7 – 1 サボる日を作らないための「例外ルール」
7 – 2 習慣化が上手な人が知っている継続のツボ
第8章
習慣化は夢を叶える手段
8 – 1 よい習慣は夢も引き寄せる
目次だけを見ると読破するのに時間がかかるような印象ですが「マンガで分かるシリーズ」なので30分程度でサクッと読める内容なので電車に乗っている時間などの隙間時間にでもサクッと読み終えることが出来ます !
あらすじ
まず最初にこの本のあらすじについてご紹介します。
舞台はとあるスイーツ店。主人公は新人パティシエールの花園舞と言う大学卒業から社会人になったばかりの女性です。
ある事件が起こり、舞はオーナーから「フランス語が話せるようにならないとクビだ! 」と言われました。
そうして、フランス語の勉強を始めることになりました。
しかし、舞はコツコツ続けるのが苦手で、いつも三日坊主でした。そんな舞でしたが、先輩パティシエ伊藤竣太郎に助けられながら挫折と失敗を繰り返しながらも、フランス語学習の習慣を身に付けていきます。
舞がつまずきながらも習慣化を進め、どんどん夢に近づいていく姿をマンガで楽しみながら、誰もがうまくいく科学的な「継続の仕組み」を学ぶことが出来ます !
なぜ習慣化が難しいのか ?
要点をまとめる前に「何故、我々が習慣化に失敗してしまうのか ?」
その謎を解き明かしていきましょう。
ズバリ正解は「いつも通り維持しようとする」力が働いてしまい、習慣化できていない状態に戻ってしまうからなのです。
漫画でわかる「続ける」習慣では以下のように説明されています。
私たちが続かないのは、いつも通りを維持しようという本能があるからです。これは安心・安全・安定を保つ為にとても重要な機能です。
この「いつも通りを維持しようとする力」を「習慣吸引力」と呼びましょう。
出典 : 漫画でわかる「続ける」習慣
人間の体や脳は、状態を常に一定に保とうとする働きを持っており、急激な変化を嫌うという性質があります。
出典 : メンタリストDaiGoの提唱する『自分を変えるためのリスト』。素直にやってみたら、理想の自分がほんとに見えてきた。
別の書籍で、マンガで「めんどくさい」がなくなるという本ではこの「習慣吸引力」のことを「初期状態維持の法則」と呼んでおり、人間が変化を嫌うことを説明されていました。
これらの様々な文献から分かるように、人は変化を嫌うあまりに何かを始める時に初期状態に戻ってしまう習性を持っていると言うことが分かりますね。
そんな習慣引力には、新しい変化をやめさせようとする機能を持っています。
この習慣引力が働くことで、新しいことを初めても続かなくなってしまったり、俗に言う3日坊主の状態に陥ってしまうのです。
新しく初めたこと、例えばランニングや英会話はたまた日記を書くといった新しく初めたコトは脳にとっては大きな変化となります。
この習慣引力は変化に抵抗するので、いつも通りの運動をしないパターンや英会話をしないパターンに脳が引き戻そうとするのです。
この習慣引力に対抗するには、新しくやっていること(習慣化していること)をいつも通りの習慣だと錯覚させるまで習慣化したいことを継続する必要があるのです。
習慣化を実現する為のテクニック
本書では習慣化を実現する為のテクニックがいくつか書かれていますが、特に印象に残っていた点を紹介します。
- 一度に一つだけ取り組む
- 複雑なルールにしない
- ベビーステップを利用する
- 記録をする
- 習慣化をしている時は結果ではなくプロセスを重視する
一度に一つだけ取り組む
習慣化において最も大事だと言えるのが、この「一度に一つだけ取り組む」ということです。
この「一度に一つだけ取り組む」ということは本書でも繰り返し言われており、その重要性が分かります。
何故、この一度に一つだけ取り組むという考えが大事なのかというと、何かを習慣にするという作業は前述した「習慣吸引力」との戦いでもあるのです。

1つの習慣を身に着けるだけでも、脳は全力で拒否反応を起こします。
1つの習慣化でもとても大変なのに、3つや4つの習慣を同時に身に付けようとしたらどうでしょうか ?
多くの場合で続くことがなく挫折の原因になることでしょう。
複雑なルールにしない
あなたが初めたその習慣化を、複雑なルールになっていませんか ?
ここでいう複雑なルールとは、下記のようなことを意味します。
- 早起きして 英語を勉強する。
- 英語を聞きながらランニングをする。
- 惣菜に頼らず毎日自炊をする。
お気づきでしょうか ? 習慣することが2つになっているんですよね。
漫画でわかる「続ける」習慣でも主人公の舞がこの失敗をしていました。
繰り返しになりますが、習慣化は難しいものです。なので習慣化するものは、シンプルであればあるほど良いと言えるでしょう。
なので、上記の例をシンプルにするとこうなります。
早起きして 英語を勉強する。→ 早起きをする。英語を聞きながらランニングをする。→ ランニングをする。惣菜に頼らず毎日自炊をする。→ ご飯を炊く。
習慣化を成功させる為のルールで1番大事なのは、1度に1つという原則です。
あなたが初めたその習慣化、もしかすると複雑なルールになっていませんか ?
一度確認してみてください !
ベビーステップを活用する

ベイビーステップとは日本語に直すと「よちよち歩き」のことを意味します。
簡単にいうと「小さく始めましょう」ということです。どんなことがあっても続けられるような小さな一歩を踏み出すことがベイビーステップです
記録をつける
記録をつけることで以下の効果が得られます。
- 客観的に分析できる問題がわかる。
- 行動にムラがなくなる
- モチベーションがあがる
数字を見ると事実と直面せざるを得ないので、人は行動的になれます。つまり数字を見れば頑張れるのです。
結果ではなく、プロセスを重視する
習慣化の時期は結果ではなく、プロセスを重視します。
理由としては挫折する原因の一つとして、結果にこだわりすぎて行動リズムを崩してしまうケースがあげられます。
なので、この時期は例えば英語の学習を例に挙げると、1時間で参考書1ページしかできなくても良しとします。
まとめ
私は、習慣化が成功しているものもあるのですが、習慣化には基本的に失敗し続けています。
今できている習慣について
・お風呂に入るたびにボトルを出し入れする
※メリット 水垢がつかない お風呂もボトルも清潔に保てる
・薬を毎日飲む
・毎日洗濯をする(そうしないと追いつかない)
・食べたらすぐ洗う
・夜歯磨き
ですが、この習慣化のメソッドを実行したいと思いました。
では !