社会人にとって学歴は大切だと思いますか?
学歴が一番重要になるのは就職活動の時と言われており、それを象徴すること言葉として「学歴フィルター」と言う言葉も生まれていますが果たしてそうでしょうか?
社会人になったら学歴は関係ないと言う人がいる一方で、社会人になっても学歴を重視する人がおり、世間は両極端の意見で真っ二つになっています。
今回は、私が感じたことを踏まえ私が「学歴」の意味を考えてみたいと思います。
学歴が高ければ高いほど、期待は高いというお話
私は新卒で学歴をそこまで重要視していない企業に入社しました。
私は、某私立大学卒業でお世辞にも良い大学を卒業したとは言えませんが、
10人前後いた同期入社の社員も似たようなレベルの学歴でした。
ですが、いわゆる花形部署と呼ばれる部署に配属されたのは、その中でも一番学歴がいい人でした。
また私の先輩や後輩の配属から察するに、やはり学歴の高い人ほどいわゆる花形部署に配属されている傾向が強いように思いました。
なぜそのような偏りが発生するかを考えたところ、学歴の高い人は、それに比例して「信頼度」が高いのだと思いました。
「高学歴」が持っている信頼度とは
高学歴が持っている信頼度ってなんだと思いますか?
人によっては学歴の解釈が違うと思いますが、高い学歴があると言うことは
- その1受験戦争に勝ち抜いてきた実績がある
高学歴の人の多くは受験戦争で勝ち抜いてきた、いわゆる「猛者」と言えるでしょう。
学歴が高い ≒ 「1度でも努力してきたことがある」 と言えることができます。
そして、人はまず外見やバックグラウンドで、その人に対する印象付けを行うので、学歴は高ければ高いほど有利と言わざるおえないでしょう。
このことから、高学歴の人は初対面の時点で、他の人に比べて信用の第一歩を踏み出しているのです。
- その2学問に対しての吸収力が強い
別の言い方をするのであれば、高学歴の人は「自分の勉強方法が確立されている」人が多いです。
なので、新しいことを始めるに当たっても、自身の勉強方法が確立されている分、新しい分野に対しての飲み込みも人一倍早いと言えるでしょう。
私私の知り合いの話なのですが、某有名国公立大学を卒業して未経験でIT企業にプログラマーとして入社後1年たらずでフリーランスで生活できるようになった人がいます。自身の勉強方法が確立されている人は自分のやり方や資質を疑わないので、新しいことを吸収する力が強いと言えるのかなぁ と思いました。 - その3自分に対する自信がある
学歴はその人のステータスを表す、勲章とも言えるものとも言うことが出来ます。
それが過去であっても頑張った事実は消えることはありません。
また、学歴が高いということは一目置かれることも多く自己肯定感も高い傾向にあります。
よって学歴が高いということは自信も高い傾向が高いと言えるでしょう。
そして、日本社会では依然として高学歴に対する信仰は絶大であり、高学歴な人には「学習能力が秀でている」と言うだけでなく、社会的な信頼も持ち合わせています。
そしてこの学歴による社会的信用は就職活動中だけではなく、社会経験の無い新入社員の配属先部署を決める時やチーム編成を行う際にも考慮されます。
実際に↑のようなことを話していたことを聞いたことがあるので、学歴でその人が優秀かそうでないかを判断する人も実際にいます。
それは配属先を決める人も同じで、
この人は高学歴だし、この人と同じ大学を卒業した◯◯君や□□さんも優秀な人材だったし、期待を込めて花形部署に配属しよう。
と言った少なからず考えはあるのです。
そして、実際に活躍していくパターンが多いです。
もちろん低学歴でも仕事ができる人はいますし、高学歴でも仕事ができないがいるのは事実です。
ですが、高学歴の方が企業で働く上でのは前評判や信頼度が高いのもまた事実なのです。
学歴は商品レビューと一緒!?

あなたは商品を買う際に事前に商品レビューを見たり、行ったことが無い施設や病院の評価のGoogle のクチコミを見るのではないでしょうか?
実際に全国18~69歳の男女を対象に「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査をしたところ、約8割がオンラインの口コミを参照することが実際の調査で分かっています。
「オンラインの口コミの視認状況」を見ると、約8割がオンライン上の口コミを閲覧していることがわかった。レビューサイトをはじめとした口コミ系サイトやSNSの利用者拡大にともない、ユーザーの声が容易に入手できるようになったことが背景として考えられる。
そして、オンラインの口コミ ≒ 人の学歴とも言い換えることが出来るのでは無いでしょうか?
星が多い方が信頼度が高いところも似ていますし
何より、レビューも学歴も評価が高いほど、地雷率も下がるところも似ています。
また低評価のレビューの物を買って成功したと言う例もあるので、その点も学歴はあくまで参考基準で、良い意味で裏切られるケースがあるというのも似ていますね。
あくまで判断基準に過ぎませんが、どちらも共通して信頼度は高いといえるでしょう!
学歴が低いと昇進は見込めないのか?
それは違うとハッキリ断言することが出来ます。
あくまで、学歴は学生時代までの実績なので入社してからは、その人の素養や頑張り次第になります。
実際に世の中には、「高学歴だけど仕事は出来ない」という人もいれば「高学歴ではないけれども仕事はバリバリ出来る」という人がゴマンといます。
学校で求められる能力と社会で求められる能力で求められる能力(コミュニケーション能力・マルチタスクスキル・チームで働く能力 etc…)が違うので、
社会に出た時に、上手く順応する人も入れば
学生時代よりも覚醒する人もいますし、
学生時代は順調だったにも関わらず、つまづいてしまう人もいます。
最後は自分の可能性を信じて、仕事を追求していけば、いつかは学歴を凌駕出来ると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
学歴が高ければ高い程、社会や人からの信頼度が高いことが分かりましたね。
ですが、それも工夫や努力で凌駕することが可能と言えますし、実際に高い学歴無しで社会に出てから活躍している人もゴマンといます。
本人がどう思うかなので、他人のコンプレックスに対して「気にするな」とかの助言は無意味。
不細工とか、死んだ魚の目とか、身長が低いとか、難易度の高いコンプレックスに比べたら、学歴コンプレックスは通信制の大学に金払って努力すれば解決するので楽なもんです。https://t.co/O3njRu0Li3— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) August 29, 2020
自分を受け入れて、頑張ることが重要ですね!
ではでは