退職を考えているあなたへ、退職代行サービスってご存知ですか?
退職代行サービスとは以下のようなその名の通り、あなたに変わって退職手続きをしてくれるサービスです。
〜退職代行サービスとは〜
企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減することを売りにする。2010年代後半からの転職者数の増加や、退職の意思を伝えても会社側が拒否したり執拗に引き留めたりするケースの増加が、退職代行サービスが生まれた背景にあるとみられる。
コトバンクより
ブラック企業の勤めで、突然精神的不調で会社に行けなくなった方、
人間関係のもつれで、特定の会社の人と会うだけで拒絶反応を起こすので今すぐにでも退職したい方、
上司に退職を告げるのが怖い方
退職を告げた後に会社に居ずらくなる期間を過ごしたく無い方
といった気持ちを抱える人が増加し、注目を集めています。
今回はそんな今注目されている退職代行サービスについて調べてみたいと思います。
目次
そもそも退職という行為は物凄くエネルギーを使う
退職という行為ですが、ただ退職を申し出るというだけでは無く、とてつもないエネルギーを使います。
下手すると「就職(転職)活動 & 入社」よりもエネルギーを使うかもしれません。
今回は、2社目に退職した会社で実際に行った退職の流れついてチャンクダウンをしながら紹介します。
▼チャンクダウンについてこちら

- 会社を辞めるか悩む
- 上司にどう伝えるか悩む
- 上司に辞める意向のメールを送る。(別の現場で働いていたので)
- 上司に直接話しましょうという指示を受ける。
- 往復約1時間かけて現場から本社へ向かう。
- 建前の退職理由(真実ではある)を伝えるも、上司に質問責め及び論破され本当の退職を伝えるざるおえない状況になり、戒めをいただく。
- 退職することを現場のチームの人に伝える。
- 退職することを現場が同じ会社の人に伝える。
- 約1ヶ月間興味を失った仕事を気まずさを感じながら続ける。
- 退職確認書類や退職届けなどの書類記入作業を行う。
- 退職する時にお世話になった人に挨拶しお菓子を配る。
退職という行為の塊の中に、11つもの作業が隠れていました。いやはやビックリです。
一口で退職するというと、「退職届け提出してさよなら〜」といった印象を持たれるかもしれませんが、
「退職する」という行為の中には沢山の億劫にな行為が潜んでいるのです。
退職代行サービスでは、
上記の「私の退職ワークフロー」で挙げた「精神的に消耗しやすい行為」を代行してくれる訳ですので、「どうしても辞めたいけど辞める事を言い出せない」繊細な人にとっては、魅力的なサービスといえるでしょう。
私の場合は、退職面談では隠していましたが2社とも最終的には退職する本当の理由を伝えました。
ですが、退職面談は人生の中でもトップ10に入るぐらいの暗い思い出なので、そういった退職面談をすることで、今後の人生に影響を受けることを感じた人にとって退職代行はニーズはあると思いました。
退職代行について調べてみた。
退職代行について調べてみました。
随時更新予定です。
退職代行ニコイチ


ニコイチは退職代行サービスが台頭する前から、電話代行専門の便利屋として活動していた企業です。
電話代行業者としては14年目で業界ではもっとも歴史のある会社です。
退職達成者数 | 7135件 (2019年10月現在) |
---|---|
退職成功率 | 100% |
費用 | 会社員・契約社員 28,000円 アルバイト・パート 28,000円 |
返金保証 | 退職成功率が100%なので、返金実績無し |
その他 | 業界最安値の28,000円 心理カウンセラー在籍 |
ニコイチの1番の特徴は何と言っても、業界最安値の28,000円です!
正社員・契約社員は基本的に50,000円〜が相場なのでこれは破格ともいえる値段です。
退職代行EXIT(イグジット)


「退職代行EXIT(イグジット)」は、日本で初めて退職代行サービスを立ち上げた企業と言われています。
いわば退職代行サービスのパイオニア的な存在といえるでしょう。
実際に2018年の秋頃に退職代行が注目され初め、
YahooニュースやTwitterで退職代行サービスの名前が頻繁に出始めたときも、私が最初に聞いた退職代行業者の名前がEXITでした。
退職達成者数 | 数千件 (2019年10月現在) |
---|---|
退職成功率 | 100% |
費用 | 会社員・契約社員 50,000円 アルバイト・パート 30,000円 ※退職完了まで追加費用は発生しません。 |
返金保証 | 退職成功率が100%なので、返金実績無し |
その他 | メディア掲載実績No.1 |
費用について
ニコイチが28,000円でEXITが50,000ということがわかりました。
これは果たして安いのでしょうか?高いのでしょうか?
私は正直、安いと考えています。
退職代行について私の本音
ここまで、退職代行サービスについて紹介してきましたが、
私は前職在籍時に退職代行サービスを真剣に考えていながらも、使わなかった側の立場の人間です。
私が退職代行を使わなかった主な理由は2つで、それは、
・入社して数ヶ月だったので、退職代行サービスを使うのが不義理だと思っていたこと。
・SESとして別の会社に属しており、退職代行サービスを使うことで私の所属している企業と派遣先企業の両方に迷惑がかかると思っていたことです。
の2つです。
入社して数ヶ月だったということ
当時の私の心境としては今すぐにでも辞めたかったのが本心ですが、
入社して数ヶ月で成果を挙げられていなかった状態だったので、私の採用コストや研修期間のお給料などを差し引きしたら、企業にとって私を採用したということがマイナスであったことは火を見るよりも明らかでした。
なので、そんな状態で退職サービスを使って辞めるという行為は当時の私には出来ませんでした。
1社だけでなく2社に迷惑をかけるということ
SESで別の企業に所属していたので、私が退職代行サービスで突然退職することで、私の所属していた会社と私が実際に働いていた会社でのトラブルが起きたら嫌だなと思いました。
当時の私の心境としては、私が原因で取引中止だけは避けなければということで頭がいっぱいでした。
退職代行を使うべき人は?
ずばり、
退職を申し出たけど、企業側が退職をさせてくれない場合。
上司との関係が最悪で「辞めたい」の一言がどうしても言えない人。
固有名詞であれば「自殺を考えている人」「HSPの人」
私の友人の妹さんは仕事や職場の人間関係が原因で自殺してしまいました。
今の社会では、
一年で2万人以上自殺しています。仕事ごときの為に死ぬなんてもったいなくないですか?
少しでも退職代行が広まり、辞めやすい環境になり仕事が理由で自殺する方が少しでも減って欲しいです!
退職代行ギブアップさんの投稿 2018年10月6日土曜日
退職を申し出たが、企業側が退職を認めてくれない場合。
会社が人数不足だったりした時や、あなたが有能で、企業側がどうしても手放したくない場合等には、
企業側が退職を認めてくれない恐れがあります。


その場合には、この退職代行サービスの出番なのかなと思います。
真っ向から、ご自身で退職の交渉をするもの1つの手かと思いますが、
長丁場での交渉でメンタルと時間が削られると予想できる場合でしたら、退職代行サービスを頼むのも一考の余地があると言えるでしょう。
上司との関係が最悪で「辞めたい」の一言が言えない方
パワハラ系上司が自分の直属の場合や、上司との関係が最悪で「辞めたい」の一言がどうしても言えない場合は
退職代行サービスを使うことをオススメします。
理由としては、当たりのキツイ上司に「辞めたい」と言えないぐらい悩んでいる場合は、
「辞めたい」と言った場合に「キツイ言葉を言われる」「人格否定される」ことを心のどこかで察知しているのだと思います。
それが、今後の為になる言葉なら良いのですが、ただの暴言だとしたら、あなたの今後の人生に大きな悪影響を与えかねません。
退職代行サービスを使えば、そういった心無い誹謗中傷を回避する事が出来、心に傷を追うこともなく次のスタートを切る事が出来ます。(至らない点があったなら反省することは大事ですよ!)
ちなみに私は1社目を退職する際に有給の消化を希望したのですが、今でも忘れられないくらいの心の傷を負っています。
私は、1社目を退職する際に有給消化について相談した際に上司に
「お前は人としておかしい。」
「お前のその発言で、親の品格が問われるんだぞ」
「お前の親はどういう教育をしてるんだ。」
「3年働いた程度で有給がもらえると思うなよ」
といった問題発言のオンパレードをいただきました。本来なら有給に理由はいらないんですけどね…
ですが、退職代行を使えばブラック上司に無駄に傷つけられることもなく、
そして何より「退職の申し出」も「有給の相談」も退職代行サービスの会社が一手に担ってくれるので、
あなたは会社の人と接触することなく退職をすることができ、有給全消化することも可能です。(有給については、〇〇日有給が残ってるのですが、有給は全消化でお願いします。とサービス利用前に退職代行サービス会社の方に伝えておきましょう!)
病気の方
精神的に病気の人や身体的に病気の方
退職代行サービスを使う前に1度、誰かに相談してみましょう!
理由としては、退職ではなく、休職もしくは配置換えの考慮をしてもらえるかもしれません。
また病気の緊急性が高いと認められれば、即日の退職も可能になるかもしれません。
それでも、納得のいく結果が出なかった場合、退職代行サービスを利用することを考えてみてください!



↑の記事では、上司に相談した上で納得のいく答えがもらえなかったので退職代行サービスを利用した人の体験談が書いてあります。
よかったら参考にしてみてください!
いますぐ違うキャリアに進めみたい方
退職するには最短でも2週間の期限が必要ですが、現実的には実際には1ヶ月~3ヶ月ぐらいは退職に日数がかかるのが現実かと思います。
ですが、退職代行を利用すれば1ヶ月~3ヶ月早く違う道に進めることが可能になります。
まとめ
退職代行サービスはサービスが始まってから2年も経っていないので、歴史が浅いサービスですが、ぐんぐん利用者を増やしています。
それだけ、需要が高いサービスということが分かりますね。
もし、死にたいというレベルであなたが退職で悩んだ場合は、是非このページを思い出してくださると幸いです。
ではでは。