あなたは先延ばし癖はありますか?
私は先延ばし癖あり、ついつい物事を後回しにしてしまいがちになってしまいます。
今回は、先延ばし癖を直す為の方法を調べていたところ、がむしゃらに努力すれば良いという訳ではなく、
2つのキーワードが大事と言うことを発見しました。
それが、
メンタルブロックの解除と自己肯定感です。
それでは見ていきましょう。
目次
そもそも何故、先延ばしが起きるのか?
私が説明したいことを全て書いてあったサイトがあったので引用させていただきました。
先延ばし癖の原因は主に2つ。
- ストレスからの逃避行動
- 恐怖心
この2つに集約されます。先延ばしは「めんどくさい!」と感じた時に起こりやすいです。そして、「めんどくさい!」は人にとってかなりのストレスなんですね。例えば、
- クレーム処理
- 神経を使う仕事
- 根気のいる作業
これらはめんどくさいので、できたら今すぐやりたくないですよね。なぜ「今すぐやりたくない!」と思ってしまうのか?それは「ストレスから逃れたい!」という気持ちがあるからです。そして、2つ目は恐怖心があるから先延ばしにしてしまうパターンです。「クレーム処理でお客様からものすごく傷つくことを言われたらどうしよう…。」「新しいことにチャレンジしたいけど、失敗したらどうしよう…。」そう思ってしまった結果、人は必ず「じゃあ、後回しにしよう」という決断にいたります。それは「恐怖から逃れたい!という気持ちがあるからです。先延ばし癖は表面的には「めんどくさい」という気持ちからきているのですが、もっと深い部分を探ると、「ストレス」や「恐怖」から逃れたいという人間の本能的な部分からきているのです。
どちらにも共通して、逃げたいという気持ちがあるのが分かりましたね。
ではこのストレスや恐怖心を克服して、先延ばし癖を直すにはどうすれば良いでしょうか?
メンタルブロックの解除が先延ばし回避のコツ!?
メンタルブロックという言葉をご存知ですか?
メンタルブロックとは、下記の引用のような意味になります。
人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁、あるいは抑止・制止する思考のこと。
コトバンクより
見ていただいての通り非常に厄介な考えと言えますね。
私自身が強固なメンタルブロックを持っているので、日々の生きづらさを感じています。
ここで私が今まで感じていたメンタルブロックのいくつかの例を紹介しています。
・強豪校には勝てないと試合をやる前から半分諦める。
・容姿が良い◯◯君や◯◯さんと自分なんかは釣り合わないから関係を持たないでおこう。
・勉強を頑張ろうと一念発起するものの、心のどこかでは自分なんかじゃ絶対無理だと諦めている。
・あの人みたいになりたいと始めた趣味でも、心のどこかで無理だと思い諦めてしまう。
といった感じです。このブログの記事を読んでくださっているあなたにも1つぐらいは心当たりがあるかも知れません。
むしろ、メンタルブロックを一度も抱えたことがない人はいないと断言しても良いレベルです。
メンタルブロックは、知らず知らずのウチに誰にでも起こりうるものなのです。
何故、人はメンタルブロックを無意識のままに掛けてしまうのか?
そもそも、何故人はメンタルブロックを無意識のままに掛けてしまうのでしょうか?
私の経験から考えてみました。
①.他人からの影響
何かの本で読んだのですが、私達の脳は人から言われたことは、とりあえずは真実として受け取るようです。
なので、人から聞いた「お前はダメだ」「お前は取り柄が無い」といった言葉を、取捨選択せずに、全てを真に受けていると、自分の意思とは関係無く
自分のセルフイメージの形成の際に、そういったマイナスの言葉に影響され、
「やっても無駄だ・挑戦なんて辞めておけ」「憧れている世界があるけれど、所詮は自分とは無関係の世界だ」
といった思考が身に付いてしまいます。
そうした、マイナスイメージの思考からメンタルロックが生まれ
何か行動等を起こそうとしても、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまい、
思い込みによる意識の壁が生まれ、自分で自分の行動に制限を掛けてしまうのです。
あなたの中のマイナスな発言をする心の声は、他人の声ですか? 自分の声ですか?
それが他人の声だったら、あなたは今他人の人生を生きていることになります!
他人の人生を生きる必要は全くないので、一度良く考えてみましょう!
②.自分の思いこみ
また、メンタルロックは自分の思いこみからも生まれることがあります。
例えばですが、部活や仕事で新しいことを教えてもらえる場合でも、
といった風に考え方を変えるだけで、新しい技術への吸収率も大きく変わってきます。
また、マザーテレサの名言でこういった言葉があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
とても考えさせられる言葉ですが、同時にとても説得力のある言葉ですよね。
思考が、いつしか言葉として宙に浮き
その言霊に沿って、行動していき
言霊(コトダマ)とは
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
コトバンクより
その言霊に引きずられて行動しているうちに、その立ち振舞いが自分の性格として吸収され
行動の積み重ねによって形成された性格に沿って運命が決まっていくのかもしれませんね。
また、この現象を調べたところ心理学の専門用語として存在しており、
それを予言の自己成就というそうです。
予言の自己成就とは?
根拠の無い見立てや思い込みを持つと人は無意識にその予言に沿った行動をとるために、もともとは実現する予言が現実のものとなる現象を指す語。
weblio辞書より
ちなみにですが、この予言の自己成就で有名な事例として、
サッカーの本田圭佑選手・野球のイチロー選手・ゴルフの石川遼選手の卒業文集のエピソードが有名ですね、
彼らは、将来の目標について卒業文集に具体的なプラン(予言)を書いて、
実際にそれに沿った行動をとっていたそうです。
ここまでのまとめ
自分の思考や思い込みを良いものにし、悪いメンタルロックを外すのが重要ということが分かりましたね。
そして、日々の思考に沿って自分の行動が変わり、はたまた運命さえも変えてしまうということも分かりましたね。
発想の逆転で先延ばしを恐怖と捉えたら良い?
ここまで、メンタルブロックについてお話させていただきましたが、
解除方法はどんな方法があるのでしょうか?
私が考えるメンタルブロックの解除方法は、「先延ばしすること自体」を恐怖と捉えることです。
例えばですが、
苦手を苦手のまま放置していたら、いつまで経っても何も変わらない。
この雑務を先延ばししていたら、ずっと頭の片隅に残りずっとモヤモヤしてたままだ。
いつかやろうと思っていたことを先延ばしにしていたら、老後になった時に「あの時ああすれば良かった」と後悔する未来が見える。
といった形で「先延ばしという行為」事態を恐怖と捉えることで、それを回避しよういう考えが芽生えます。

マズローの欲求5段階という、言葉をご存知ですか?
今回は説明を割愛させていただきますが、今回注目していただきたいのが下から2番目の安全欲求です。
1番下の生理的欲求(食欲・睡眠欲・性欲・排泄欲…ete)などの次に人間は安全欲求を必要としています。
安全欲求は、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(分かりやすくいうと衣食住の確保)。最低限の暮らしを確保したいという欲求だと言われています。
このことから導かれる答えが、人間は0の状態をプラスにする欲求よりも、マイナスの状態を0に戻す欲求の方が強いということが分かります。
・ぼっちはいやだから、無理して友達に合わせてしまう
・人と違うことをして笑われるのは嫌だから、つい人に合わせてしまう
・美容には無頓着だが、ニキビが出来たら直ぐに皮膚科に行く
・◯◯大学に行くと公言したから、落ちて周りの人間に笑われたくないから努力する。
といったことがあると思います。
人は恐怖に対しては敏感なのです。
なので、先延ばしを「恐怖」と捉えることでそれを回避しようとする力が働くので、その力を利用して、先延ばしを直してみませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メンタルロックの解除と先延ばし癖の解除で人生をよりよいものにしたいですね!
合言葉は、
・思考で運命が変わる
・先延ばしは「恐怖」
の2つです!
ではでは。