あなたは、「誰にも言わないから」という言葉を信用して、秘密を知人や友人に話しますか?
そんな、「誰にも言わないから」という魔法の言葉についてですが、簡単に信用していいものなのでしょうか?
今回は、あなたが部下の立場であなたの上司に「誰にも言わないから」と言われた時について考えてみました。
目次
「誰にも言わないから」この言葉をあなたは信用できますか?
「誰にも言わないから」
「ここだけの話なんだけど…」
「あなただから言うけれど…」
といった言葉を、人生の中で誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ですが、「誰にも言わないから」と言う言葉を信頼して秘密を打ち明けた翌日には、色んな人で知れ渡っていたり、
「ここだけの話なんだけど」「あなただから言うけれど」といって聞かせてもらった秘密話は、とっくのとうに他の人も知っていたり
といったことはありませんか?
学生時代にはこうした、「誰にも言わないから」と言われた言葉に対して
「本当に言えないんだゴメンね」「ごめん、何も無いから」といった形で回避することができますが、
自分が社会人の立場になって、相手から「誰にも言わないから本当のことを言え」と言われた時はどう立ち振る舞うべきなのでしょうか?
今回はそんな「誰にも言わないから」と言う言葉について考えてみました。
どんな集団組織に属しても「誰にも言わないから」は基本的にバラされる
結論から言うと、「誰にも言わないから」という言葉は基本的には信じたらいけません。
どれぐらい信じられないかというと、ダチョウ倶楽部のネタでダチョウ倶楽部上島さんが「押すなよ絶対押すなよ」と言った瞬間に後ろから押されてしまうというネタがありますが、
あなたが
と言った瞬間、その相手は誰に暴露するか考えているかも知れませんね笑。
誰にも言わないから! からの 周りに暴露という様式美は
ダチョウ倶楽部の「押すなよ」ネタのように、周りに暴露されてしまうのが鉄板化しているように思います。
第三者に秘密を打ち明けた時点で、秘密が秘密じゃなくなる覚悟をしましょう。
もうそれは、これを見ているあなたが一番よくご理解している筈です!
さて、秘密が秘密じゃなくなることが分かりましたが、
上司にプラベートでのことや、退職事由のことで、
と言われた場合はどうすればいいのでしょうか?
大多数の人が上司に対して秘密を言いたくないと思いますが、言わないと角が立ってしまいますよね…
今回は、そんな会社内での「誰にも言わないから」という言葉について考えてみました。
私の実体験
私の実体験なのですが、最初に勤めていた会社での出来事です。
〜とある日〜
[chat face=”-e1563662056384.jpg” name=”ダイヤ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]分かりました。(縁故入社なので)僕だけの一存では決められないので親と週末に話し合いをします。[/chat]
〜翌週の月曜日〜
[chat face=”-e1563662056384.jpg” name=”ダイヤ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]3月末に退職することにします。短い間でしたがお世話になりました。[/chat]
[chat face=”-e1563662056384.jpg” name=”ダイヤ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]誰にも言わないでくださいね。[/chat]
[chat face=”-e1563662056384.jpg” name=”ダイヤ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]まだ決まってはいないですが、海外に行こうかと思います。[/chat]
次の日、速攻周りに知れ渡りました。
これは、実際にあった話で、この時は「上司が秘密をバラすことで優越感に浸って機嫌が良くなるんなら一種の会社貢献かな…」と訳の分からない理論で無理やり納得をしましたが、私のメンタルはボロボロでした。
これはあくまでも氷山の一角で、その後も上司に言われた「誰にも言わないから」を信じ続けて、何度も暴露され続けました。自分が馬鹿ですね
この件について周りに意見を聞いてみた
それから退職後、納得が出来なかったので、周りの人に意見を聞いてみました。
といった感じで色々な意見をいただけました。
その中でも一番下の意見の「上司の上司にも報告する義務」について考えてみました。
上司の上司にも報告する義務について
私が以前勤めていた会社は、典型的な「古典的な日本企業」でトップダウン式の経営方針でした。
トップダウンとは?
企業経営などで、組織の上層部が意思決定をし、その実行を下部組織に指示する管理方式。
コトバンクより
典型的な、「年功序列」かつ「長いものに巻かれろ」という言葉が当てはまる様な会社でした。
その環境の中で生き残るには、部下のプライバシーを犠牲にするぐらいの精神力が必要だったのかもしれませんね。
退職理由やプライベートのことを上司に話す必要はあるのか?
結論から言うと、退職理由やプライベートのことを上司に話す必要は特にありません。
また、退職理由ですが、嘘をつく必要も無ければバカ正直に話す必要もありません。
「退職理由ってなんて言ったの?」と聞くと。
「やりたいことがあるので、退職を決意しましたって言ったよ」と。すると上司から「やりたい仕事ってなに?」と聞かれたが「すいませんが個人的な想いがあるので伏せさせて下さい。申し訳ありません」と頭を下げた。
その後も「別にいいじゃん、教えてよ」「次の会社決まっているの?」と聞かれても、オウムのように「申し訳ありません。私の気持ちは変わりませんので」を繰り返した。
これだけでトラブルにもならずスムーズに退職していった。
また、プライベートについてですが、知られても良い程度に真実を話すのがオススメです。
訪ねてくる側としては、根ほり葉ほり聞きたいと思っているのではなく、コミュニケーションの一環としての定型文みたいなものなので…
まとめ
本音と建前を上手く使い分けましょう!