2018年の5月半ばから8月上旬までの間
セブ島にあるNexSeedという学校で「英語 × IT」留学というプログラムに参加してきました。
NexSeedへIT留学するメリットやデメリット・向いている人向いていない人などなど
包み隠さずお話しします。
IT留学を検討されている方や、NexSeeedへの留学を検討されている方には必見の内容になっています。
この記事が参考になれば幸いです!
目次
私がNexSeed留学への留学を決めた理由
前向きな理由
私がNexSeedへの留学を決めた理由はズバリ、
キャッチコピーの、英語留学 × プログラミング「エンジニア留学」3ヶ月でグローバルエンジニアに!?というキャッチコピーに強く惹かれたからです。

この留学に参加すれば、英語もプログラミング力も現地で通用するレベルになれるんだ!
と思い留学を決意しました。
この留学以前に軽くプログラミングをしたことはあったのですが、その時は触り程度しか勉強していなかったので
ガッツリプログラミングの勉強をしたいと思ったのと、その上英語も学べるなんてお得なんだ一石二鳥だ!!
と思い留学を決意しました。
また、あわよくば「エンジニアとして海外で現地採用」や「海外でフリーランス」みたいなことを正直夢見ていました。
営業の方の対応がよかった
留学の申し込みを行う際にNexSeedの営業担当の方とカウンセリングを行う機会があるのですが、
その際の対応が非常に好印象だったのが、NexSeedへの留学を決めたキッカケの一つです。
・金銭的余裕が無いと相談したら2ヶ月コースでの提案をしてくれた。
・決めきれないでいると、卒業生とのカウンセリングを提案してくれた。
・迅速な見積書のやり取りができた。
といった点です。別の留学先も考えていたのですが、営業の方の親身な対応もNexSeedへの留学を決めるキッカケの一つでした。
後ろ向きな理由
当時、とにかく遠ーーくに行きたい。誰にも知られない場所に行きたい。人生をリセットしたい。
という思いがとても強く、とりあえず国外逃亡しようと思ってました。
その際に留学情報をみていると英語留学 × プログラミングというのがインドやマレーシアやフィリピンにあることを知り、そこで実際に留学に行くことになるNexSeedのことを知りました。
スキルを身に付けたいかつそのまま海外に居続けられそうな可能性がある、英語留学 × プログラミング「エンジニア留学」3ヶ月でグローバルエンジニアに!?という言葉の響は凄い魅力的でした。
そうしてNexSeedへ留学することを決めたのです。
プログラミング・バッチメイトについて
プログラミングについて、ですが個人的には物凄くハードでした。
フィリピンではクラスメイトのことをバッチメイトと言うのですが、私の留学していた時のバッチメイトはみんな優秀な方ばかりでした。
バッチメイトは全部で9人いたのですが、
内4人がWeb×iOS長期コースからの合流組みでした。
彼らは既に3ヶ月前からWebコースを受講しており、iOSコースに合流の時には
既に3ヶ月間のプログラミング経験があり、
既にプログラミングについての土台がしっかりしていました。
そして、私と全く同じタイミングで留学していた人は、エンジニア留学に来る必要あるの?というくらいの恐るべきハイスペックな人達ばかりでした
どんな人達かと言いますと
①.既に日本でプログラマーとして3年以上の現場経験のあるバリバリのプログラマー

②.海外の大学に通っている現役秀才大学生(日本人)

③.超有名国公立卒の異才自由人

④.頭の回転が早いコミュ力お化けのムードメーカー

そんな、自分以外ハイスペックなメンバーに囲まれていたので、とても良い刺激をいただくことが出来、無事にアプリリリースまでをやり遂げることが出来ました。
強いプレッシャーも感じていたのは内緒。
iPhoneアプリ開発コースについて
私が受講したコースはiPhoneアプリ開発コースです。
iPoneアプリ開発コースの最大の特徴は何と言っても、
自分のオリジナルアプリを開発し、実際にApp Storeへリリースすることが出来ることです。(もちろん本人の努力が必要です)
・HTML CSSを使った自己紹介ホームページの作成
・PHPを使ったお問い合わせフォームの作成
・Xcodeの基本的な使い方についての勉強
・プログラミング言語Swiftの文法についての勉強
・SourceTree及びgithubを使ったバージョン管理についての勉強
・自作のオリジナルアプリ企画の中間発表
カリキュラム前半では、HTML・CSS・PHPをさわりだけ行い、
その後はXcodeの使い方についての勉強やプログラミング言語Swiftの文法についての勉強を行って行きます。
また、提出物はSourceTree及びgithubを用いて行います、バージョン管理についての勉強が授業で行われた後、
課題提出を通じてSourceTree及びgithubの使い方を実践的に学んでいく形になります。
そして、自作のオリジナルアプリ企画の中間発表があるのですが、発表までに向けて企画政策や、オリジナルアプリのコーディングを進めていく形になります。
・一歩踏み込んだXcodeの使い方についての勉強
・一歩踏み込んだプログラミング言語Swiftの文法についての勉強
・自作アプリの開発
・自作アプリのリリース
・自作アプリのアップデート
・2個目のアプリの作成
・リリースしたアプリの最終発表
カリキュラム後半では、自作アプリの開発が主なタスクになります。
授業時間の前半はグループレッスンでプログラミングの授業を受けるのですが、
授業時間の後半は、主に個人で自作アプリ開発を行います。
アプリ作成に当たって、個人によって開発するアプリの種類がバラバラで、必要とする知識が違うので
各々でアプリ開発をしつつ技術的に分からない箇所を先生に質問するという形式になっていました。
そして、アプリ開発が終了したら、証明書を取得したり、アプリの説明文を用意したり…ete
とApp Storeへのリリースを行います。
そして、無事にリリースが出来たら、その後は改善してアップロードしたり、2個目をアプリを作ったりします。
英語について
英語はフィリピン人講師と、全てマンツーマンでレッスンで行われます。
マンツーマンなので、当たり前ですが否が応でも英語を話さなければなりません。
また、発音やリスニング、実用英会話など、幅広い授業を楽しく受けています。
最初の方の英会話は、主語を抜かして英語を喋ったり、単語だけで返答したりと、無茶苦茶な英語だったのですが、
先生方は決して、私の稚拙な英語を笑うことなく、文法で間違いがあれば的確な指摘をしてくださり、文章を作るサポートをしてくれたりしてくれるので、まず最初に英語を話すというハードルを無くしてくれます。
そうした繰り返しの中で、留学が終わる頃には日常会話だったら抵抗もなく話せるレベルになり、英語でジョークも言えるようになっていました。
自分の英語力にはまだまだ沢山の改善点ありますが、「ある程度の英会話できる」というレベルにはなりました。
先生について
フィリピン人の特徴として、とてもフレンドリーでポジティブというのが私の抱いた印象でした。
またネットで調べてみると、私と同じ印象を抱いた人も多い様です。
フィリピン人の性格の特徴として、
・自分と他人をあまり比べない
・いつでもポジティブ
・将来のことよりも「今」を楽しむ
が挙げられるそうです。
フィリピン人の先生達もその例に漏れず、フレンドリーでポジティブでとても親しみやすかったです。
私が、とてもネガティブな性格だったので、フィリピン人の先生によく相談に乗ってもらっていたのですが、いつも親身かつポジティブに相談に乗ってもらっていました。
といった感じで、ムッチャ励ましてくれます笑。後、自分がメンヘラ過ぎて引いた
この記事を書いていて振り返ってみると自分がエンジニア留学を最後までやり遂げられたのも正直、先生との授業でのやり取りが大きかったなーとしみじみ思います。
NexSeedのワンツーマン英語レッスンでは英語力だけでなく、フィリピン人の温かさやキャラクターに触れることが出来、とても満足のいく内容でした。
先生変更のシステムについて
また、NexSeedでは英語の先生との相性が合わないなと感じたら、
先生を変更してもらえるシステムがあります。
私も、ちょっとした出来事があり、先生変更の申請をして先生を変えてもらったのですが、
金曜日に変更申請をしてたのですが、翌週の月曜日には新しい先生になっていました。
なので、ワンツーマンの授業で先生との相性が悪かったらどうしよう?といった心配をする必要は無いですし、
ずっと固定の先生じゃなくて、色んな先生と授業を受けたい!
と思っている人には、オススメの学校と言えるでしょう。
私がNexSeed留学で使った金額・期間
留学前にNexSeedに支払った金額
まず最初に、私がNexSeed留学で使った金額を紹介します。
私が申し込んだプランが↓の様になっています。
- コース:エンジニア留学(iOSアプリ開発コース)
- 期間:約3ヶ月
- 部屋:2人部屋
- 英語:4コマ、プログラミング3コマ
為替レートにもよりますが、上記のみでおよそ80万円の費用がかかります。
なので、居住費と教材費含む授業料だけで、
80万/円 ÷ 3/月 = 約27万円/月
1ヶ月に約27万円ぐらいかかる計算になります。
NexSeedに支払う以外に必要な金額
- 航空券 : 約8万
- 海外保険 : 約8万
- 食費・生活費 : 約6万/月
- VISA : 約3万5千円/3ヶ月分
- MacBook Pro : 約20万
- 10年用パスポート : 1万6千円
- Apple Developer Program : 1万1千800円
MacBookやパスポートを持っている人はもちろん、かける必要の無い費用です。
また食費・生活費は、私がカフェで勉強したり、週末旅行などに行っていたので6万と、割高になっていますが、工夫すれば4万/月に抑えられるかな〜という印象です。
また、保険や航空代も工夫すればもっと抑えられたなーと反省です。
ちなみに合計すると602,800円でした。
留学前に支払ったお金と合計すると約140万という結果になりました。
※元々パスポートやパソコンを持っていたり、生活費を倹約したりと諸々を工夫をすればギリギリ100万未満で抑えられそうです。私の出金額はあくまでも参考程度にお考えくださいませ。
最後に、私がいただいた見積もりの詳細をアップしておきますので参考にどうぞ!

※見積もり内容は2017年08月のモノです。現在はレートの変動で多少の誤差はあるかと思います。
NexSeedのエンジニア留学(iOSコース)に向いてない人
マルチタスクが苦手な人
ところで話は変わりますが、ラーメンは好きですか?

凄い独特な考えだと思うのですが、エンジニア留学はラーメン・餃子セットの様なモノだと思います。
ラーメン・餃子セットは味が美味しいと言うもの勿論魅力なのですが、ラーメンだけでは不足する栄養素を餃子を食べることで補ってくれるので、相乗効果があります。
エンジニア留学も同じで、英語とプログラミングにはとても大きな相乗効果があり、それが大きな魅力と言えます。
なぜ、こう言われているかと言いますと、
多くのプログラミング言語のリファレンスなどが英語圏発祥であり、日本に翻訳されて普及されるまでに数ヶ月もしくは数年かかると言われています、が英語が読めると他の日本人より先に情報を得ることが出来ます。
また、英語が読めるとstackoverflowなどの英語で書かれている問題解決サイトを読むことが出来るので、プログラミングで行き詰まった時の情報量が、日本語しか読めない人と比べて格段に多いと言えます。
ここでようやく本題なのですが、
正直、英語とプログラミングを同時に勉強するのは正直ハードです。
胃が小さい人がラーメン・餃子セットを注文しても食べきれない様に、英語とプログラミングがどっちつかずの結果に終わる可能性も大いにあります。
その上、バッチメイトと交流をしたり、週末には旅行に行ったりもしたいと思うので、
マルチタスクでの切り替えが出来る人でないと少し厳しいかなと思いました。
私の場合は、プログラミングで遅れを取っていたので、英語学習とのバランスが上手く取れなかったですね。
体が弱い人
これは行ってみないと分からないのですが、
海外に行って体調を崩しがちになる人も、あまりオススメ出来ません。
理由としては1日休むと、日割りして約15,000円の損失が出るからです。
なので、1日でも休むと、とても勿体無いことになります。
失業保険をもらいながら勉強したい人
海外滞在中は、ハローワークに行くことができないので失業保険をもらいながら学びたい人はフィリピン留学ではなく、国内で勉強することをオススメします。

留学生の年齢層について
下は高校生から上は30代後半のアラフォー世代の方もいました。
私は当時25歳で留学にいきましたが、丁度クラスでは真ん中の年齢でした。
学生で留学に行くメリット・デメリット
学生でエンジニア留学にいくメリットとしては、ズバリ帰る場所があるという安心感や安定感があることです。
逆にデメリットとしては学生ということは学校に通わなければならないという制約があるので、帰国後企業する!海外インターンする!学業よりもエンジニアとしてバリバリ働きたい!などといった思い切った行動をとりづらいとも言えます。
社会人で留学に行くメリット・デメリット
元会社員で退職してからエンジニア留学にいくメリットとしては、無職という立場上、留学終了次第、自由に動けるということです。
デメリットとしては、無職であり所属が無いということです。
私のバッチメイトの例としては
学生で学校を休学して一年間有給インターンを行い、その後復学した人や
元社会人でフィリピンで現地就職をした人がいます。
エンジニア留学後の選択肢は正に無限です。何を選ぶか選ばないかを決めるのはあなた次第なので、自分が1番良いと思った道を目指しましょう!
留学では人脈が作れる
留学が終わって、時間したメリットが人脈でできることです。
今でも留学先であった人と連絡をとしますし、なんならブログ運営について相談したりもします。
フィリピン人の先生が日本に来日した時も交流をします。
これは日本にいた時にはできない人脈だなとつくづく思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しでもNexSeedでのエンジニア留学の魅力が伝われば幸いです。
ではでは