どんな事も長続きしなかったり、
困難があればそこで諦めてしまったり、
成長が頭打ちになった途端に別のモノに手を出したり、
といったことはありませんか?
私は何度もこの様な問題にぶち当り、正直なところ今の今まで克服出来ていません。
そんな時に抱いた感情を思い出してみると、
努力をするのが怖い・何かをやろうとするとソワソワしてしまう。といった感情でした。
今回は私の体験談を交えながら、努力が出来ない・努力をするのが怖いという心理を解き明かしてみました。
目次
私の努力に対してのコンプレックス
私は、努力に対してコンプレックスがあります。
何かをいざ始めようと思い実際に行動に移しても、
目標を達成することは出来ず、
何かを辞める時にしても完全燃焼とは言い切れず、
結局の所なりたい自分にはなれず、残ったのは努力が出来なかったという事実のみです。
私は今思い返すと、中高の部活や受験勉強・大学での勉強やサークル活動・社会人での仕事や資格の勉強などなど…
色々な物に手をつけてきましたが、殆どの出来事がどれも中途半端に終わりました。
そして今もまた、ブログを含めた新しいことに挑戦しているのですが中々順調とは言えない状態です。
自分には何も無いという自覚
人には努力の積み重ねや、物事を達成してきたことに対する自負などになっていると思います。
それがその人にとっての自信となり、その人を一言で表すアイデンティティーになります。
その人を一言で表すアイデンティティーになります。と書きましたが、そもそもアイデンティティーとはなんぞや?
と思ったので、考えてみました。
アイデンティティーを日本語に直すと、「自己認識」という言葉が個人的に1番しっくりきました。
そして、アイデンティティーとは、自分自身とは一体何者なのか?どういう存在なのか?といったことを自分自身で理解している状態を指しているのだと思いました。
私は今思い返すと、親に頼りっぱなしで、全て親が決めてくれるから、といった理由で大一番の場面では全て親に決断を委ねていました。
そして、自分が好きで始めた趣味や資格の勉強も、
「次の受験日は頑張るから、今回は諦めよう」
「違う趣味に興味が出たから、今している趣味は辞めて違う趣味を始めよう」
「自分には向いていないことが分かったから、別のことを始めよう」
といった形で何だかんだ体のいい理由をつけ、いつも中途半端に終わっていました。
一度、新卒で入社した会社を退職した時に、
親に頼らず自分で自分の人生を切り開こうと思いたったのですが、一度も自分で自分の人生の舵を切ったことがない人間には難しい話でした。
今までの何度も逃げてきた経験から、
・自分はこの道を本当に進んでいいのか? という決断に迷いがあったり
・新しい趣味を初めたいと思っても、いつもの様に成し遂げられずに終わるのでは?
という考えが常に頭によぎり何をやるにしても上手く行きませんでした。
そして、26年間親に頼りっぱなしで、自分自身には何も無いんだなと自覚しました。
今から努力できない人間が努力をして自分には何も無いという状態から脱出するには
今の私には「親の力」や「今までの積み重ね」はありません。
では、そんな私が今から何者になる方法って何でしょうか?
そして、努力を継続する方法は何なのか?
考えて見ました。
そして下記の様な文章を見つけました。
努力って怖いよね
わかる分かる。私もそうだった。 努力して結果が出ない,報われないということがすごく怖くて私は大学受験もできませんでした。
しなきゃいけない努力をしないことは先延ばしと一緒。 未来から時間を借金して時間を浪費している。お金じゃないから負債かな? その分あとでなんとかしようとすると利子みたいなのがついてきて 無駄に時間と労力がかかります。30代私は皆ができることができない、とても苦しいです。
自己破産したら人生終わりますから、浪費した時間をコツコツ返して行く覚悟です トピ主さんも気づいた今がチャンスですね。発言小町より
同じことを考えていた人がいらっしゃったので、そのまま引用させていただきました。
そうなんです。
努力するのが辛いというのも大いにあるとは思うのですけれど、何よりも努力をして結果が出ないことが1番怖いんですよね。
だから、努力をしないという逃げ道に走ってしまうのです。
なぜなら、努力をしなかったら、「努力をして結果が出ない」という最悪の結果だけは免れることができるからです…
この現象をセルフハンディキャッピングと言います。
セルフハンディキャッピングとは?
セルフハンディキャッピングという言葉をご存知ですか?
セルフハンディキャッピングとは
心理学の用語で、たとえ失敗しても自尊心を保てるように、あらかじめ自分にはハンディキャップがあると主張したり、実際にハンディキャップを作り出してしまうことをいう。試験の前に、風邪で勉強が十分にできなかったと言い訳をして予防線を張ることなどがこれにあたる。
コトバンクより
ということを言います。
なのでたとえ失敗しても、自分が傷つかない様に人は、あらかじめ失敗してもいい理由を用意してしまうのです。
私もずっとこの症状に悩まされているので気持ちが凄く理解できます。
・資格の勉強をしたけれど、70パーセントぐらいの可能性で受からないと判断したので、諦めて試験会場にも行かない。
・学力に自信が無く、身の丈に合った学校に進学すればいいところを、あえてワンランク・ツーランク上の学校を選び、受験失敗の予防線を張る。
・今まで続けていたことが上手く行かなくなり、別のことを始めるという言い訳で、上手くいかなかったことを辞める口実にする。
上記の例は私の今までのセルフキャッピングの事象です。
コトバンクさんの引用にもある様に、自分でハンディキャッピングを作り出すと、
努力をしなくて結果が出なかったという言い訳ができ、「努力をして結果が出ない」という1番辛い現実から逃げることができます。
そしてセルフハンディキャップを一度背負ってしまうと、セルフハンディキャッピングの思考に陥ってしまいます、そしていつしか努力が出来ない・努力するという行為に対して恐れてしまう体質になってしますのです。
実際に私の過去を振り返ると、大事な局面で自己防衛の為に自分自身ににセルフハンディキャッピングを作り出して逃げてしまい、
新しいことを行おうと思っても向上心が削がれ、最初からチャレンジしなくなったり、言い訳ばかりで必要な努力ができなくなってしまう様になっていました。
脳は変化を求めないというお話
あなたはご存知ですか? 「脳は変化を求めない」ということを。
アメリカの著名な精神科医であるダニエル・エイメン博士によると「人間が考えることの95%は毎日同じことの繰り返し」
これには人間(日本人)の培ってきた歴史が関係しています。
なぜなら大昔の人間は、他人と違ったことをすると、最もたやすく命を落としたからです。
他の人が口にしないものを口にした結果、それが毒を持っていて命を落としたり、
他の人と違う事をしたばっかりに集落で嫌われて村八分にされて追い出されたりすることもありました。
その特性が現代でも残っているので、新しいことをしようとするとたちまち脳が言い訳をしてきて、新しいことを止めようとするのです。
ですが、この事実を知ったあなたなら大丈夫。どんな人でもそうなんですが、このコトを知っているだけで、対処ができるようになっていくのです。
「俺はどうせやってもできないからしない」「私には才能がない」といって諦めてしまうのは簡単です。
ですが、全てに対してそう言っていると、何も始められませんし、変わることはできません。
何かを始めるのに最初は「うまい」「へた」は関係ありません。それ以上に、楽しんでいるかの方がはるかに大切です。
脳の特性を攻略して、「下手だからしない」「変わるのが怖い」という考えから脱却していきましょう !
セルフハンディキャッピングを克服するには?
潜在意識を変える
セルフハンディキャッピングを抱いている人の多くは、
「自分には出来ない」「自分が努力してもどうせうまくいきっこない」といったマイナスなセルフイメージを抱いています。
まずは、そんなマイナスなセルフイメージを改善する必要があります。
ですが一度作りあげたセルフイメージは簡単には払拭出来ないですよね?
では、どうしたらセルフイメージを払拭出来るのでしょうか?
アフォーメーションを作り出す。
あなたは、アフォーメーションという言葉を聞いたことはありますか?
アフォーメーションとは、
具体的には「~したい」「こうなれば良いな…」という願望を「~なっている。」と断定して繰り返し唱える事で、潜在意識に働きかけ、変化や成長が遠くの未来にあるものではなく「今・ここにあるのだ」という現実を作り出す事と言われている。
はてなキーワードより
つまりは、「私は◯◯が出来る」や「私の◯◯はもっと良くなる」など、自分自身への宣言をアファメーションと言います。
そして、自分自身へのポジティブな宣言をすることで徐々にポジティブなセルフイメージを獲得することが出来ます。
自信をつける方法
ポジティブな言葉を出しながら
体を動かす!「僕はできる人間だ!」
「100万稼げる人間だ!」
「モテる人間だ!」自分の体をそのそうな状態する
思考が変化していき自信に繋がります!
アドレナリンもドバドバ出て
自分の脳も刺激されやすい状態に!!— こう@脱工場➡月収100万円を目指すオタク (@KOOOU_7015) February 15, 2021
また、いつやればいいのか?どの様にやればいいのかについてですが、こちらのサイトに、とても詳しく書いてありますので、よろしければ参考にして是非実践してみてください!
なぜアフォーメーションが有効なのか?
人は1日に何回の思考を行うと思いますか?
正解は人が1日に行う思考回数は、約6万回から7万回と言われています。
さて、1日に約6万回から7万回の思考を行っているということが分かりましたね、
そして、セルフハンディキャッピングを背負っている人の多くは潜在的にネガティブな思考をしてしまう傾向にあるので、日々の約6万回から7万回の思考の中で無意識のうちにネガティブな思考を行う癖がついてしまい、日常のあらゆることに対して消極的になってしまいます。
ですが日々のアフォーメーションにより、潜在意識をネガティヴ思考をボジティブ思考にすることで、日々の行動も自然とポジティブかつ前向きな思考を得ることが出来ます。

自分の人生の中で、一番長く接する人って誰だと思いますか?
答えは自分です。
人は他人の言葉にも影響を受けてしまいますが、24時間一緒にいる自分の言葉にもっとも影響を受けてしまいます。
ですので、アフォーメーションで自分のセルフイメージを変えることがとても重要なのです!
なので、自分の心の中でだけでも自分を認めてあげましょう!
そうしているうちに、いつしか自己肯定感が高くなっているはずです!
出典 : 少女ファイト9巻
まとめ
自分の夢を追い求めなければ今のままで居られます。ですが、本当にそのままで良いのですか?
きっとこのページをみてくださった方違うはずです。
自分を変えたい!
そう思っていても、今までやってこなかった事に挑戦するのは怖いよね。でもその考えだったらいつまでも変われない。やってこなかったんだから上手くいかないのは当然。勇気をもっえ踏み出していこう。大丈夫!怖くて踏み出した一歩は、あなたがすでに変わり始めているということ✨— まさ🧡WEBマーケ×愛妻家 (@Masamarke) November 26, 2020
あなたの中にある、努力に対しての恐怖心や、努力が続かないことに対してのコンプレックスを克服するためのきっかけが掴めたなら、とても嬉しく思います
やっていただきたいことは
セルフハンディキャッピングの克服とアフォーメーションで潜在意識をポジティブにするということの2点です!
是非、実践してみてくださいね。
ではでは。