今回は、親元を離れて1人暮らしをしている方で、
今住んでいるアパートやマンションの断捨離は終わり、今はスッキリした家に住んでいる方にやっていただきたいことをご紹介します。
そんな方に是非取り組んでいただきたいのが、ズバリ実家の断捨離です。
実家に教科書やマンガと言った本や
服や靴やバッグやアクセサリーと言ったアパレル用品や
自分が好きで集めているコレクション類などなど…
そういった物が実家に残っていませんか?
普段実家に住んでいない方にとって、
実家に置いてある「自分の物」は普段目に入らないので見落としがちなのですが、
自分の今住んでいる家だけでなく実家の中にも
断捨離すべきもの = 片付ける物
がたんまりあります。
「片付ける」に「を」を入れると
「片を付ける」という言葉になります。
「片を付ける」とはルーツなるほど慣用句辞典によると
処理すべき物事に結論を出す。決着をつける。きりをつける。
という意味があるそうです。
なので、片付けるという行為は、過去と決別し未来に生きるとも言えるのかもしれません。
つまり、本来片付けられていない物が片付いていない状態 = 自分の過去に「けり」がついていない。
と言えるでしょう。
今回は、そんな見落としがちな実家の片付けについて考えていきたいと思います。
実家を倉庫にしていませんか?
ここで、あなたにご質問です。
実家を倉庫にしていませんか?
恥ずかしながら私は実家を倉庫の様に扱っていました。
当時一人暮らしをしていた時に、断捨離を知り最低限の物しか置かないスッキリとした部屋に住んでいました。

その反面、実家の私の部屋は不必要な物で溢れかえり見事に倉庫化していました。


改めて見るとムッチャ酷いですね
断捨離に目覚める前はマキシマリストだったので、不要な物で溢れているかつ実家ズルした物で溢れているのでよりカオスな状態になっています。
親も私の「元・自室の倉庫化」に容認してくれていたので「今は必要ないけど、捨てたくは無いもの」を実家送りにしていました。
私が実家断捨離に踏み切ったキッカケ
私は大学進学を機に実家を出てから、約10年ほど経ちます。
その後私の部屋はどうなったかと言いますと、
私の部屋は私と入れ替わりで、大学卒業を機に実家に戻って来た姉の部屋になり、
その姉が結婚で新居に移ってからは、私の倉庫になってしまいました。
私が実家暮らしをしているのならば許容されるのかもしれませんが、私はきっと実家で暮らすことはもう無いと自分で思っています。
結婚や就職で実家を出たら、実家は自分の家ではなくなると思っています。
そして、実家の元・私の部屋はもう私の部屋ではなく、
両親の所有している空間という考えに至ったので
今回、実家断捨離に踏み切ることにしました。
親の視点になって考えてみた
「ちっちゃな頃からおばちゃんで」という漫画のある部分です。
里谷淳子28歳、銀行員、彼氏なし。休日は実家の定食屋を手伝う親元ガール。
面倒見がよく、小さい頃のあだ名は「おばちゃん」
。母親は弟には甘く、自分には何かと依存する。そんな母親の重力から逃れるべく、初めての一人暮らしを決意するのだが……?
amazonより引用
そして、これから紹介する場面は親元から一度も離れたことがなかった主人公「淳子」がついに念願の一人暮らしをするのですが、その時のやりとりです。
たった4ページだけでしたが、
・実家と自分
・親と子供
・親と子供部屋
の関係がなんとなく見えてきましたね。
子供の立場だと、甘えてもいいよと言われれば甘えていたいものですし
親としては、子供はいつまでも子供なので
子供の所有物が全てなくなるとどこか寂しくなってしまうかものしれませんね。
ですが、淳子も母親からの「このままズルズル甘えていたら戻れなくなるわよ」と言う言葉で、
実家から所有物を全て撤去しました。
親元を離れている人にとっては、実家から自分の物を全て無くすことがある種の自立であり、子供としてできる最高の親孝行なのかもしれませんね。
こんまりさんの意見

また、こんまりこと近藤麻理恵さんは、
実家に不要な物を送ると二度とその箱は開かれることはないと断言しています。
なので、物の取捨選択するには断捨離して処分するか・所有し続けるの二択しかないのです。
実家を倉庫にするという行為は、よく言えば裏技。悪く言えば禁じ手と言えるのかもしれませんね。
断捨離の基本に立ち返り、適切な取捨選択をしたいものですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実家は親の住まい…つまり、極論ですが自分の家ではありません。
ましてや倉庫でもありません。
そして、自室の断捨離は親にとって使える空間が増えるので最高の親孝行に繋がります。
また、自分の過去にケリをつけるキッカケにもなり得ます。
今住んでいる部屋の断捨離が終了したら、今度は実家の断捨離に取り組んでみませんか?
ではでは