断捨離できるものって何があると思いますか?
服や本などの形あるものだけでしょうか?
いえ、違います。断捨離の対象には、
メールボックスの中のメールや画像フォルダの中の画像などの無形物や
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習慣や趣味などの概念なども断捨離の対象になります。
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本日は「見えないもの」である「常識の断捨離」について紹介していきたいと思います。
目次
そもそも常識とは?


そもそも常識とはなんなのでしょうか?辞書で調べてみたら下記のような意味でした。
健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。
要は「知っていて当たり前のこと」のことですね。
そして、私たちは生まれてから様々な常識を親や社会から教えられました。
例えばですが、下記のような考え方を常識と言うのでしょう!
・学校に行くのは常識、そして高校や専門学校や大学を卒業したら、企業に属するのが常識。
・学校や会社などのフォーマルな場所では髪は黒色が常識。
・普段着は和服じゃなくて洋服が常識。
・スマートフォンを持つのは常識。
あくまで一例ですが、このような考えは常識として、多くの人にインプットされているのではないでしょうか?
そして常識化された知識に対して、疑うという行為は基本的に行わないですよね。
今回はそんな常識を断捨離する方法を考えてみました。
常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション⁈


かのアインシュタインはこう言いました。
常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。
流石、天才物理学者は言うことが違いますね。
この言葉には賛否両論あるかと思いますが私は肯定派です。
例えばですが、多くの人にとっては結婚して子供を持つことが当たり前であり常識になっているかもしれません。


ですが結婚せずに誰にも迷惑をかけず1人で生きると決めてる人にとっては常識とは言えないのかもしれませんね。
つまり常識は人によって異なるのです。
世間の常識は日々アップデートされてる。
そもそも、昔は常識だったモノが今では非常識になったり、昔は非常識だったのが常識になっていたりします。
そうなのです。世間の常識って不変ではなく日々変わっていっているのです。
- レーシックは一時期ブームになりましたが、今では全盛期の9割減と言われています。
- ポケモンは子供向けと言われましたが、今では中高年がポケモンgoに夢中になっています。
- 1970年代は会社の自分の席・職員室の自分の席・病院の待合室・飛行機や電車内でタバコを吸うことが可能でしたが、今でそんなことをすると大問題になってしまいます。
ここで運動中の水分補給を例に常識の移り変わりを一つ紹介します。
昔)運動中は水を飲んではいけない→今)運動中は小まめに水分を取るように


今から、数十年ほど前は「運動中に水を飲んではいけない」という考えが根付いていました。
今考えると、生徒虐待になりそうですが数十年ほど前は「運動中に水を飲んではいけない」というのは逆に常識として根づいていました。
その理由としては「運動中に水を飲むと体力が落ちる」とか言われてたようです。
またプロテインなどサプリメント食品を製造する企業「DNS」はこう述べています。
「水を飲んでもすぐには吸収されず、胃にもたれてしまって身体が重くなる、カラダが冷える、飲みたい欲求を我慢することで精神面を鍛えるといったようなもの」と、ギリギリの状況に耐えることが美徳とされたのかと推測しています。
運動中に水を我慢するということは「精神面を鍛える」という意味もあったのかもしれませんね。
ですが今は、真逆のことが唱えられていて「運動中は小まめに水分補給を取る」ということが現在の常識になっています。
先ほども引用した企業「DNS」は水分を摂取することに関してこう述べています。
肉体の約60%が水分でできていることから「脱水そのものが運動のパフォーマンスを下げることに繋がります」
明確な根拠から、運動中に水分を飲むことが推奨されるようになってきたことがわかりますね。
このように世間の常識が世間の非常識に変わることは珍しくありません。
今日からできる常識の断捨離


ここまで見てくださったあなたは今すぐ「常識の断捨離」をしたいと思っているはずです。
そこで、今から行える「常識の断捨離」を紹介したいと思います。
- 日頃行なっている習慣
- 当たり前だと思っていた思い込み
- 持っていて当たり前の物
このような考えや物は今すぐに断捨離することが出来ます。
では一つずつ見ていきましょう。
日頃行なっている習慣
- 目的も無くなんとなく毎日見ているテレビ
- 中身の無いやり取りをしてる友達とのライン
- 毎日ついつい吸ってしまうタバコ
- ガチャをしたいが為に毎日遊んでるアプリ
- 1日の終わりに必ずお酒を飲む
このような作業があなたの中でやって当たり前の常識になっていませんか?
一度染み付いた悪い習慣(常識)を覆すことは難しいですが、
あなたの中のやって当たり前の常識を一度見つめて見ませんか?
新しい発見が見えてくるはずです!
当たり前だと思っていた思い込み
- 一日3食食べるのは当たり前
- 場の空気を読むのが当たり前
- 運転免許を持つのは当たり前
パッと思いついたのが、このような「当たり前」ですが、本当にこの「常識」は当たり前なのでしょうか?
1日2食の方が腸の消化に優しいという説があり、必ずしも無理して一日3食食べる必要はありません。
日本人なら「和」を重んじるべきだという風習がありますが、そもそも「生まれつき空気を読むことが苦手」な人なら、必ずしも無茶をして「空気を読む努力」を行う必要は無く、「空気を読む必要が無い」環境に身を置くという選択肢も存在しているのです。
また、高校を卒業したら運転免許を取得するのが「常識」になっていますが東京に永住予定なら必ず運転免許が必要。という訳ではありません。
そして顔付きの身分証明書に必要性を感じているのならばパスポートやマイナンバーカードで代用することが出来ます。
このように「当たり前」と思っている思い込み…つまり常識を断捨離することで新しい可能性を発見することが出来ます。
持っていて当たり前の物
- テレビ
- ポッドもしくはケトル
- 掃除機
- バスタオル
多くの人が、上記の物を所持しているかと思いますが、私はこれらを所有していません。
テレビはPCで代用することが出来ます。
ポッドやケトルは鍋で代用することが出来ます。
掃除機はクイックルワイパーで代用することが出来ます。
体を拭くときは通常のタオルで体を拭いています。
私も以前はテレビはあって当たり前の物! と思っていましたが、
最近テレビ全然見てないな…そもそもテレビっていらないような….
と思うようになりテレビを断捨離しました。
私は洗濯機と冷蔵庫は私にとって必要だと思っているので所有していますが、
世の中には洗濯機も冷蔵庫もあえて所有していない強者もいます。
所有していない理由としては洗濯機は週に1回のコインランドリーで済ませる為という理由で冷蔵庫は全て外食で済ませる為という理由のようです。
人によって持っていて当たり前の物は違うので、テレビは持っていて常識などといった言葉に惑わされるのでは無く、自分基準で必要な物不必要な物を取捨選択しましょう!
私が抱いていた常識について
ランニングシューズはランニングする時にしか履いてはいけない
お恥ずかしながら本気で思っていました。
ABCマートにて


…というやり取りをしました。
他の人からすると「常識じゃん」と思うかもしれませんが今まで「ランニングシューズはランニングする時にしか履いてはいけない」と本気で思っていたので、個人的には目からウロコな出来事でした。
長年培った思い込みは疑うという行為をしなくなるので、なかなか怖いと思った出来事でした。
ごはんパックより袋に入ったごはんの方が安いという考え


一人暮らしをしている方にご質問です。
ご飯を買うときは家庭用の袋に入っているお米を購入していますか ?
それともパックご飯を購入しますか ?
私は以前まで、深く考えずに
と半ば思考停止で家庭用の袋に入っているお米を購入していました。
ですが、この記事を書いた後に
といったことがふと頭をよぎり、検証してみたところ
2kgの家庭用の袋に入っているお米を買うよりも2kg分のパックご飯を購入した方が安いということがわかりました。


常識にとらわれていたらこの検証をしようとも思わなかった訳なので、結果にビックリしたと同時に、常識を断捨離することの重要さに改めて気づくことが出来ました !
Wi-Fiルーターは出しっぱなしじゃないといけないという常識
Wi-Fiルーターって多くの人が常にコンセントに付けっぱなしにしていますよね。
ですが、本当に付けっぱなしにしていないといけないのでしょうか ?
ということで定位置から撤去して、使う時にだけ出すというスタイルに変えました。
多少不便になりましたが、結果部屋でだらだらすることが無くなった上に部屋がよりスッキリしました !
日本と海外の常識の違い
日本では、泣いている赤子がいれば泣き止むまであやすことが常識とされています。
一方で、オランダでは泣いている赤子は放置することが常識だと言われています。
これには、自尊心を育てるという明確な意味があるそうです。
他には、日本人の多くの人が毎日入浴するのに対し、アフリカのヒンバ族では一生涯お風呂に入らない風習があります。
今でこそ日本でも広まりつつありますが、中国では偽札の流通対策として既に5年ほど前からQR決済が一般化していました。
このように、日本では常識と言われることでも、海外では非常識とも言えることもあります。
海外旅行や留学に行くことで常識が破壊されるということも良く耳にしますので、常識を破壊したい方は一度海外に足を運ぶのも一つの手段だと言えるかもしれませんね!
今日からできる常識の断捨離
断捨離していい常識を探すのは大変ですが、自分に不必要な常識を手放すことでQOL(生活の質)はグンと上がりますので実践の価値ありです!
ではでは